9/30-10/1の夜。台風24号が来る。
今までに体験したことのないような風、長い停電。
今住んでいる家の前には田んぼや畑の平野が広がっていて、海から台風の勢いのまま吹き付ける風の音に夜中に起きてしまった。
父親になっても変わらない非常時のワクワク感。
少しだけ外に出て風に揺れる枝を見る。
朝、電気がつかなくてもガスのコンロできっちりごはんを食べる。新しい家も電池式のガスのものを使おうと夫婦で話す。
10/1夕方、玉川の土地を見に行くと小屋の屋根が飛んでいた。
中から見ると新しく開いた小さな穴が綺麗で作品にならないかとしばらく考えたけどプラネタリウムのようにも見えてきてのでやめておくことにした。
雨も入ってくるしゆっくり進めようとしていたこの小屋だけどそろそろ手をつけて行くことにする。
野沢裕