家を建てる場所の近くに丹吾山(たんごさん)という小さな山があります。
昔から地域の方々に愛されてきた山で、桂山神社も祭られています。
その丹吾山に登ると桂山集落が一望できるのですが、下の方に四角く囲われているのが、我が家になります。
玉川の自然という大きなお庭があるので、家は7m×7mの小さな家です。
野沢工務店のトイレが設置され、墨をつけるためのコンクリートが打たれました。近づいてみると、正方形の南西の角に、ポコッと飛び出た基礎部分が。これは、プランで悶々としている時に、旦那さんと夜な夜な考えた時のもので、窓を開けた時に窓をはみ出させる部分になります。
家づくりって想像を超える大きなことですが、あの時のことが、ひとつひとつ形になっていくんだな、と嬉しくなりました。
原田さやか