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窪見家の家づくり

窓の話② 〜木製大開口サッシ(ユニウッド)+樹脂アルミ複合サッシ(LIXIL「SAMOS X」)に決まるまで〜

> 窓の話①はこちら

窓選びの当初は、「多少高くなっても、木製サッシにしたい」という気持ちが強かったです。

というのも、「もし木製サッシ以外にするなら、樹脂アルミ複合サッシのLIXIL「SAMOS X」の黒が良さそう」とは思っていたのですが、真剣に家づくりを考え始めてから、樹脂アルミサッシを使っている家を実際に見たことがなく、見たことがないものに決める気にはなれないのもあって、安全パイ的な意味でも木製サッシにしたいと思ってました。

普段は、思い切りのいい(後先考えない?)決断をすることも多い自分ですが、家づくりはやり直しがきかないことが多いので、なるべく安全策を取りたくなります。

「マーヴィン・ウインドーズ」の木製サッシ

それで最初、「できるだけ安い木製サッシを!」ということで、以前知り合った「パートナーがアメリカ人大工の女性(日本人)」に連絡して、「家を建てるんだけど、アメリカから「マーヴィン」の窓を買うことはできますか?」と聞いてみました。

欧米は木製サッシが日本とは比較にならないくらい普及していると聞くので、「普及している=現地価格は安い」だろうと思ったからです。
マーヴィンはシンケンでも以前使っていたメーカーなので、よく知らないメーカーに比べると性能や品質面でも安心です。

知人の女性は、パートナーがちょうどアメリカからコンテナで材料を運ぶ予定があるとのことで、アメリカで見積を取ってもらえることに。
2020年4月時点の為替レートでの見積でしたが、意外に高く、「えっ、こんなにするの?」という感じで、すぐにあきらめて、別の国内メーカーも当たってみることにしました。

「国産A社」の木製サッシ

そして、「安そうな会社」という観点からネットサーフィンしまくった結果見つけた国内メーカーA社に見積りを取ることに。

総額はマーヴィンよりも若干安く、「マーヴィンより安いうえに、大開口サッシも使える。ここにしよう!」と思ったのですが、毎晩のように窓のことをネットで探しているうちに、このA社の悪い評判を2人の別のお施主さんが書いているのを発見。

1人はだいぶ前に施工したようですが、もう1人は比較的最近に建築されたお施主さん。

こちらのお施主さんにメールして聞いてみたところ、「A社は勧められない」とのことで、別の会社を探すことにしました。

「ユニウッド」と出会う

さらにネットサーフィンを続け、見つけた新潟の「ユニウッド」という会社。

「なんかこの名前、見覚えがあるな〜」と思って記憶を辿っていくと、ホームページを作らせてもらったシンケン時代の同僚・木元さんの設計事務所「トラス・アーキテクト」の施工物件で撮影させてもらった時に使われていたサッシであることを思い出します。

「おっ、かっこいい窓だな〜」と思って見てたので、よく覚えていました。
木枠を濃いめのブラウンに塗装している木製サッシを初めて見たので、とても印象的でした。
やはり、実物を見て、質感などを確認できていたというのは大きいです。


↑ユニウッドさんのホームページより

さっそく見積を取ってみると、なんとA社より価格も安い!
窓口になってくださった受付の女性も感じのよい応対。
なんだかユニウッドさんのことが大好きになってきました。

この時点では、お風呂以外の全ての窓をユニウッドさんに頼む前提で見積をお願いしていました。

本当に大丈夫?

その後、何人かの「家づくりのプロ」に意見を伺ったところ、やはり木製サッシはメンテナンス面の不安があるという話を聞かされます。

ネットで見たA社のお施主さんの窓の不具合の話も頭をよぎり、すこし不安になってきたので、ユニウッドさんに「アルミクラッド(外部の木枠部分をアルミで覆う仕様のこと)」にした場合の見積も取ってみることにしました。

届いた見積は、思ったよりも高くて、「ここまでして木製サッシにする必要があるのかな」と、今度は価格の面で気持ちがグラついてきます。

樹脂アルミ複合サッシを初めて間近で見る

そんな風に窓選びが混迷を深める中(笑)、わが家のプランをお願いしたDWELL・川畑さんがプランし、僕が見学会チラシを作らせていただいた鹿児島県串木野市のWizHouseさんの家の完成見学会に参加しました。

 


↑つくらせていただいたWizHouseさんのチラシ

 

会場についてみると、いちど見てみたかったLIXILの「樹脂アルミ複合サッシ」が使われている!

しかも外壁が、杉板張りに「ウッドロングエコ」を塗装というわが家と一緒の仕様。

ちなみに「ウッドロングエコ」は、木材に化学変化を起こして経年変化した後のグレーを最初から実現するという素晴らしい自然塗料。
(外壁に無塗装の木を使うと、最初の数年間ほどは経年変化でまだらに変色してすこし残念な外観になり、その後いい感じのシルバーグレーになることが多いのですが、その“残念な期間”を回避できます!)

「無塗装の板壁に黒い枠は合うよな〜、でもグレーの板壁にはどうなんだろう」と思っていたので、実物でいい感じなのを確認できて満足だったのでした。

「どちらも使えばいい」と閃く

とはいえその時点では、まだお風呂以外の全ての窓で木製サッシを使うつもりでした。

「アルミクラッド」はアルミ素地に好きな色を塗装すると更に価格が高くなるので、アルミ素地そのままの仕上げ(アルミ鍋のあの色です)にするしかない。
でもグレーの外壁にアルミ素地の色ってイマイチかも?ダークブラウンの木枠のままだとかなり合いそうなんだけどな〜。

「メンテナンス」を取って全ての窓をアルミクラッドにすると「見た目」と「価格」がイマイチになるし、「見た目」と「価格」を取ってアルミクラッドをやめると「メンテナンス」が不安だし、という感じで落としどころが見つからないまま、保留にしていたのでした。

そんな状態の時、わが家をつくってもらう三窪大工さんとの打ち合わせで、三窪さんが、「アルミクラッドの窓が安心かというと、逆に隙間から水が染み込んで気づいた時には内部が腐っていたということもあるっていう話を聞いた」という話をしてきました。
その時、僕もネットで、海外製の古いアルミクラッドのサッシについて同じような話を読んだことを思い出し、そこでようやく踏ん切りがつきました。

「ユニウッドさんを疑っているわけではないけど、確かにアルミクラッドにしたから安心かどうかは正直分からない。大開口の2枚だけ木製にして、あとは樹脂アルミ複合サッシにしよう」と思いつきます。
(「ユニウッド」さんが信頼できないメーカーというわけでは決してありません。ただ、信頼できる検証結果を自分の目で確かめたわけではないということです)

そんなわけで、LIXILの「SAMOS X」の見積を取ることにしました。

わが家にとっての、最良の組み合わせ

そうして届いた見積を見ると、やっぱり「アルミ樹脂複合サッシ」は木製より安い!
しかし、大開口の2枚の窓(こちらは「SAMOS X」ではなく「LW」という窓)はユニウッドの大開口より高い!(ユニウッドさんは新潟〜鹿児島の運賃+設計料が結構かかるのでそれで「LW」とトントンくらい?)

2箇所を大開口の窓にするのはあきらめないとすると、「価格」が一番安く収まり、「見た目」「メンテナンス」の面もほどよい感じになりそうなこの組み合わせは、最高かも!

こうして、かなりの紆余曲折を経て、なんとか自分なりに納得がいく窓選びができたのでした。(本当はここに書いた以外にも見積とったり色々してます汗)

窓選びで感じたこと

窓選びをする中で感じたことは、ネット上に窓の見た目がわかるような写真が本当に少ないな、ということでした。
大きなメーカーから小さな木製サッシのメーカーまで、どの会社のホームページも、いちおう写真はあるのですが、建築物におさまった時、実際どんな見た目の窓なのか、網戸はどんな感じなのか(網戸の話は次回)、細部まで見てみたいのですが、見たいところがあまりよくわかりません。
それに比べると、アメリカの「マーヴィン」のホームページやカタログは、意匠を伝える努力をしているなあと思いました。

そんなこともあって、わが家が完成したら、あらゆる角度から窓を撮りまくりたいと思ってます。
ユニウッドの木製サッシとLIXILの「SAMOS X」に興味がある方は、どうぞご期待ください(笑)

> 窓の話③はこちら

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