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11月中にはLIXILの樹脂アルミサッシ「SAMOS X」がついて、12/25には、クリスマスプレゼントのようにユニウッドの木製サッシ(1Fの掃き出し窓×2枚とFIX×1枚)が到着し、わが家の窓が全て付きました!
窓については相当考えたので、カッコよく仕上がってかなり満足していますが、現場に毎日のように通っているうちに気がついた点もあります。
今回は実際に窓が付いてみて、現在感じていることを書きたいと思います。
「SAMOS X」の外観について
木製サッシの場合、「カッコいい!」となるんですが、「SAMOS X」の場合、個人的には「これでいい!」という感じです。
価格的にもシャープなフォルムもまさに「これでいい!」という感じで、とても気に入っています。
ユニウッドの木製サッシの外観について
やっぱり、木製サッシは存在感が凄いです。
ひと目見て、「これから大事にしていきたいな」という気持ちが湧き上がってきました。
ユニウッドさんは希望の色に塗装してくれるんですが、川畑さんのアドバイスにより、当初はクリア色の塗装にして、将来的に(数年後かな?)窓枠の外側のみを好みの色を塗装することにしています。
クリア塗装は材料の「米松」のそのままの質感を感じることが出来て、とってもいい感じです。
「SAMOS X」で気になること
2020年12/30の夜、僕が住む鹿児島市吉野町は今年初めての雪がぱらつくほどの冷え込みでした。
前日に木製サッシにガラスがついたばかりでテンションが上がっていた僕は、夜の21時頃、意味もなくわが家の現場に行ってみました。
そうして目にしたのは「SAMOS X」の結露!
(ちなみに同じ条件で、ユニウッドの木製サッシは結露していません)
「SAMOS X」も、シンケン時代に見慣れた木製サッシと同じように結露とは無縁と勝手に思っていたのですが、実際に結露を目の当たりにして、ちょっとショックでした。
その場で目にして納得しましたが、やはり「樹脂アルミサッシ」は枠にアルミを使っている分、どうしても外の冷え込みを室内に伝えやすい箇所があり、結露が起きやすいようです。(下の写真参照)
その場合、まず木枠で隠れている部分(上の写真のオレンジの点線で囲まれた部分)で結露が起きて、その後に目視できる枠やガラスで結露がおきるはずです。
実際、最初に結露を発見した12/30の夜は、上のオレンジ点線の部分以外にも、枠〜ガラスの一部、あと取っ手でもうっすらと結露がおきていました。
まだ換気システムや空調システム「ピーエス」も設置前ですし、基礎コンクリートからも湿気がかなり出ているかもしれない時期なので、実際に住み始めたらそれほど結露はないのかもしれません。
でも「木製サッシ」や「樹脂サッシ」より「樹脂アルミサッシ」が結露しやすいことは確かな気がします。
しかも目に見えない部分で起きているかもというのがすこし気になります。。
正直、窓については全力を出し切って調べたので、「SAMOS X」でも致命的な問題が起きるとは思えないし、個人的にはやはり「見た目」も大事なので、結果としては満足しているのですが、今後、Miku工房で家をつくるお客様のためにさらにいい選択肢があるかも?と思い、調べてみました。
それで気になった窓が、ドイツの樹脂サッシ「UNILUX」。
個人的につながりはないのですが、窓や建材の性能を追求してらっしゃる「パッシブハウス・ジャパン」の工務店さんもよく使う窓とのことで、興味津々です。
性能は最高、価格もそれほど高くないようなことが書いてあるので、今後調べてみたいと思います!
→上の文章を書いた後、UNILUXの樹脂サッシを使った施工事例をネットで探してみましたが、想像以上に枠が太いですね汗。う〜ん、悩ましいなあ。