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窪見家の家づくり

三窪大工に頼んで良かった!

わが家の家づくりはまだ途中ですが、「三窪大工に頼んで良かったなあ」とつくづく思います。

それはひと言で言うと、「手間やコストを惜しまないで、いい家をつくろうとしてくれている」ことが、ひしひしと伝わってくるからです。

例えば、この階段。

階段ができたのを見た時、「うぉー、何かこの階段、かなりいい木使ってない??」となりました。

事前にどんな木を使うかとかは何の打ち合わせもしていないのに、こちらの想像をふた回りほど超えるいい木(杉の赤身)が使われていたのでした。あまり詳しくないものの、それなりにたくさんの家を見てきてる僕。絶対これはいいやつです!

しかも踏み板は「うづくり」になっています。
そんな話、三窪さんとは1回もしたことないのに!

※うづくり・・・木目の固い部分を残し、柔らかい部分をブラシで削る事により木目の凹凸を強調した加工。美しい陰影が生まれ、滑りにくくなる。

たしかに、滑りにくくなるので踏み板をうづくりにするのは理に適っています。

踏み板は今はまだ養生されていて全体像を見れてませんが、養生が取れるのが本当に楽しみです。

 
いや〜、「うづくり」の階段楽しみだな〜、と思ってましたが、ある日、現場に前から置いてあった床板の梱包に書いてある文字に気づきました。

よく見ると、「浮造」という文字が・・・。

「何〜!? 1階の床板も「うづくり」にしてくれてるの!!!」

床板のことも「杉」ということ以外、全く打ち合わせしてなかったのに・・・。嬉しい・・・。

 

そうして、またしばらくして、DWELL川畑さんが現場を見に来てくれた時、ちょうど2階の壁に「モイス」という材料を貼っているところだったんですが、川畑さんがあることに驚いてました。


壁に張っている白いボードが「モイス」

 
川畑さん: 「え〜、モイス6mmじゃなくて9mm貼っているの?」

壁に貼るモイスは厚さを6mmにすることが多いらしいのですが、なんと、またまた頼んでないのにいいやつ(厚さ9.5mm)をセレクトしてくれているのでした!

三窪さんと仲良しで僕の家の現場にも毎日のように入ってくれている、めちゃくちゃ腕のいいイケメン大工・今村くん曰く、「そうなんですよ〜。重いから施工も大変ですよ〜」とのこと。


「大工界の渡辺謙」こと今村くん

 
今村くんの施工した壁、ほんとにメチャクチャ綺麗です!

それにしても、「うづくり」の階段や床は素人の僕でも気がつくけど、壁のモイスの厚みのことは、川畑さんが言わなかったら僕は一生気がつかなかったはず。

三窪さんに後で聞いたら「防音も断熱も9mmの方がいいだろうと思って」とのこと。

何も言わずにいい材料使うにもほどがあります!

いや〜、「気を許すと手を抜く」っていうのはよく聞くけど、「気を許している間にこちらの予想以上の材料&仕事を繰り出してくる」大工さんにお願いできて、本当に幸せ者だな〜と思います!

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