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窪見家の家づくり

「カラマツ合板現し仕上げ」の話

わが家の内壁は、大部分が「モイス」という、自然素材をセラミック状にした白いパネルを現しで使っていますが、1Fの一部には「針葉樹合板(カラマツ合板)」を使っています。

針葉樹合板を内壁に現しで使うというのは、おそらく秋山東一さんが1994年に開発した「フォルクスハウス」で工務店の家づくりに採り入れられるようになったことだと思います。

当時フォルクスハウスは「木造打ちっ放し」というコピーとともに、革新的な木造住宅として知られるようになり、学校の先生のような層にマニアックな人気を誇るようになりました。

ラワン合板の現し仕上げはかなり古い吉村順三さん設計の家とかで使われていたと思いますが、「フォルクスハウス」以前にカラマツ合板を現しで使うことはほぼなかったんじゃないかと思います。(あまり詳しくないので推測)
あくまでも構造用の合板という位置付けなので、それを現しで使うというのは考えもしないという感じだったのかもしれません。

それはそうと、シンケン時代に往年の本当に素晴らしいフォルクスハウスを何軒も見ましたが、たまに「カラマツ合板の節が少し気になるな〜」とか「ちょっと合板が安っぽいな〜」と感じちゃう時もありました。

というのも、僕が働いていた時、シンケンの家は内壁に「モイス」とか「Jパネル」という無垢の杉板を貼り合わせたパネルを使っていて、それが進化形だと思っていたので、比べるとカラマツ合板は少しチープに感じる時があったのでした。

でも! ・・・・ なんだか最近、一周回って合板がかなりカッコよく感じられるようになってきました。

スキーマ建築計画とかも合板を多用してますが、昔だったら若干のチープさとか未完成さが感じられるようなものだったのが、それをちょうどよいと感じる人が増えてきたのかもしれません。

それで、当初からDWELLの川畑さんとは1Fの僕の仕事スペースの周りは合板を使おうという話になっていて、鹿児島では最近手に入りにくいカラマツ合板ではなくて、九州産の杉の合板でもいいかな〜と思っていたのですが、川畑さんは、「いや、絶対カラマツ合板がいいよ」とのことでした。

そう聞いてから、杉の合板を実際にホームセンターに見に行ったり(現在、鹿児島ではカラマツ合板はホームセンターとかには売っていないのでそちらは見られず)、ネットで色々見比べたり、過去に見てきた合板の記憶を辿ったりしてみましたが、確かにカラマツ合板がいいかも!

カラマツ合板には、他の素材に負けない荒々しい木目の存在感があります。
あと、経年変化でだんだん飴色になってきますが、その感じが雰囲気バツグン!

ということで、満を持して壁に張ってもらったカラマツ合板ですが、写真のとおり、ワイルドな木目がやっぱりいい感じ!
 

川畑さんの指示のもとで国内外から買い集めた照明たちともバッチリ合いそうです。(照明の話はまた別の回で)

カラマツ合板は、現しで使うためにあらかじめサンダーをかけてあるものも売ってるようですが、わが家のやつは何も処理してないものなのでザラついたまま。
張る前は、「これはちょっと後でサンダーがけした方がいいかな」と思ったんですが、いざ張ってみるとザラついたラフな感じがなんかよくて、むしろこっちが良かったかも!と思いました。

家の”箱”部分がだいぶ出来てきて、これからいよいよ内装仕上げに入っていきますが、DWELL HOUSE built by Mikuは、「つくりながら考えるスタイル」なので、まだ全貌が見えてないところもあって、どんな感じになっていくか本当にワクワクドキドキです!

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