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窪見家の家づくり

怒涛の「施主支給」② 〜「キークランプ」の謎〜

わが家の階段・手すりは「キークランプ」というパイプ管の接続金具で出来ています。


右側は下の娘の部屋になる予定で若干危ないので、空いているところはこれから布でカバーする予定です

 

こちらの「キークランプ」は日本で買うとかなりお高いので、イギリスからお取り寄せして施主支給することにしました。

川畑さんに必要な部材の型番を確認し、「KEY CLAMP」で検索し、試行錯誤して、やっとこさ輸入できました。(個人輸入は物によってはけっこう面倒です。分からないことだらけなのでスリリングかつストレスフル。でも、僕は割と好きです)

ですが、階段用の斜めの金具のみサイズを間違えて購入してることが判明。1種類だけ冗談みたいに大きなやつが届きました。(キークランプには径のサイズが複数あります)


下が正しいサイズのもの。上が間違って買ったもの汗

 

サイズが合っているものも、「KEY CLAMP」と書いてあるものを買ったつもりなのに、「Q CLAMP」とか「QUICK CLAMP」とか刻印がしてあるのが届きました。「なんちゃってキークランプ」なんでしょうか?

階段用の斜めの金具は、買い直したものが届くのを待つと完了検査に間に合わなそうなので、現在、川畑さんにお借りしています。

それでそのお借りした純正「キークランプ」金具をよく見てみると、「KEY CLAMP」ではなくて「KEE KLAMP」と書いてある!!


かなり見にくいですが「KEE CLAMP」と刻印されています

 

日本で出回っている純正品は「KEE KLAMP」という商品名のものでした。

僕は商品を検索する時点で「KEY CLAMP」というバッタもんを検索していたのかもしれません(実際そういう商品名のものもあるのです)汗

なんだか色々種類があって、どれが本家なのかもよく分からないのですが、はっきり言えるのは、「遠目にはどれでもほとんど一緒」ということ。
ぶっちゃけ、どれでもいいです。
 

・・・・と、余談でしかない前置きでしたが、ここからは、キークランプの取り付けの様子などをご紹介します。

 
⬇︎川畑さんが取り付けてくれた時の様子です

SNSにキークランプの写真を上げたら、「階段用の斜めの金具に合わせて階段の角度を決めているのか?」と質問をいただきました。

僕も最初そうしないといけないかと思ったのですが、実際はこの金具は30°〜60°までの角度に対応できるようなので大概の階段に合うのではないでしょうか。

 

あと、細かいことですが、パイプの端が切れっぱなしになる場合、専用のキャップもありますが、川畑さんによると「あまりよくないんだよね」とのことで、試しに自転車のハンドル用のバーエンドキャップを付けてみたらいい感じになりました。


フランスの自転車用品ブランド「VELOX」のものを付けてみました

 
キークランプの魅力は、その時々の必要に応じて自由に形や組み合わせを変えられること。
たとえば、子どもが小さい時と大きくなってから手すりの形を変えたりすることもできそうです。

色んなアイデアを試せそうなので、今後も色々と手を入れていきたいなと思っています。

 

こちらのキッチンの作業台も川畑さんにキークランプで作っていただいたもの。詳しくはまたの機会に書きます!

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