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DWELLから

DWELL cabin: 台所

こちらの記事はnoteからの転載となります。
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DWELLの定番のキッチンは、今のところ一つです。DIYでアップデートしやすいように、シンプルなデザインにしています。なので、自分好みのオリジナルキッチンに仕上げていく楽しみがあります。また、使い込むほどに愛着が湧くキッチンになるように、既製品ではあまり見かけない素材を使用しています。

DWELL HOUSEでは、I型の壁キッチンですが
DWELL cabinでは、L型になります

1.使うほど味わいを深める素材

真鍮

 

天板は真鍮×シンクは銅×ボディーは針葉樹合板。
真鍮は酸化しやすいので、最初からエイジング(酸化)加工を施してあります。特別な手入れも必要なく、汚れたり、濡れたりしたら、きつく絞った布巾で拭くだけで大丈夫です。

エイジング加工の際に、わざとキズを付けているので
使用時のキズも全く気になりません

こちらは5年ほど使っている真鍮の天板

経年で味わいを増す真鍮の天板。調理だけでなく、育てる楽しみも味わえます。

 

針葉樹合板 ※今後は入手が困難になる恐れもあります。

 

家具本体と壁周りには、針葉樹合板を使用しています。針葉樹合板は、経年で日焼けして、いい感じの飴色に育っていきます。

出来立ての色白なキッチン

10年以上のDWELLの針葉樹合板
落ち着いた色合いが僕のお気に入り

針葉樹合板は、通常は下地材として使う素材ですので、使う間で、もし飽きてしまったら、直接塗料を塗ることもできますし、壁とかは、タイルを貼ることも可能です。

真鍮や銅の素材に合わせてONE KILNの城戸くんに
焼いてもらったオリジナルのタイル

見た目の割には、(今は)比較的安く手に入る針葉樹合板は、汎用性の高い素材なので、積極的に使うようにしています。

2.食器乾燥機

食器洗浄器でなくて食器乾燥機は、絶対に付けたいアイテムです。食洗機が便利なのはわかるのですが、お気に入りのお皿が割れそうで、僕は苦手です。ただ、すすいだ後の皿やコップなどの置き場は悩みます。それを解決してくれるのが、電動昇降乾燥機。

ボタンを押すと自動で棚が降りてきます。棚に、すすぎ終わった物をいれて、もう一度ボタンを押すと、自動で閉まって、そのまま乾燥までしてくれます。
見た目もスッキリで、家事の一手間をサポートしてくる逸品だと思います。

3.作業台

こちらも一択。天板と中棚2枚は針葉樹合板、フレームはキークランプと27.2φの鉄パイプで組んであるだけのシンプルな構造となっています。

とってもシンプルなデザイン

DWELL cabinのキッチンスペースは、少々狭くなるので、これの半分のサイズとなります。見せる収納は、ハードルが高そうなイメージですが、皆さんとても上手に使いこなしておられます。

僕の持ち合わせていない収納術。
とても勉強になります。

先日、お引き渡しをさせていただいたお客様からの要望で、この作業台に合わせた抽斗の箱を作らせていただいたのですが、デザインも使い勝手も良く仕上がったので、オプションとして定番化をしていこうかと思っています。

両面使いの抽斗は、使い勝手も良く
抜群の収納力です。

DWELL HOUSEは、土間の暮らしになるので、手が届かない&見えない場所の埃溜まりは気になります。お客様から「自動掃除機がとっても便利!」と教えていただいたので、お使いになる自動掃除機の高さに合わせて設計してあります。

4.デザインは同じでも、住人十色。

キッチンで作業する時には使いやすさを求めて、テーブルに座った時には見た目を考える。トライ&エラーを繰り返しながら、自分好みにアップデートしていくのが、DWELL kitchenの醍醐味です。

僕は定期的に、突撃家庭訪問をするのですが、毎回アップデートされているキッチンを見るのを、1番楽しみにしています。皆さん拘りポイントを教えてくださるのですが、僕にはそれが、哲学を語っているように聞こえてきて、とても嬉しくなってきます。

DWELL cabinのキッチンでは、僕の哲学を語りたいと思います。

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