出張先にて問題が勃発
前回のような経緯で、かなりの時間をかけてどんな窓を使うかは決まったのですが、その間、網戸についてはほとんど考えたことがありませんでした。
そんな中、愛知県豊川市の工務店「イトコー」さんに出張で訪れる機会がありました。
仕事でいつも連絡を取り合っている広報担当の白鳥さん(旧姓:村瀬さん)と、ご主人(イトコーの現場監督で今回が初対面)の、DWELL川畑さんのプランによる新居を建築中で、その現場を見られることを楽しみにしていました。
村瀬さんによる「20代夫婦の家づくり」では、僕と同じく、自宅建築について詳しく書かれています!
その時、現場には窓がついている状態で、施主であり現場監督であるご主人・白鳥さんから川畑さんに、「これからここにこのロール網戸がつきます」と、サッシのパンフレットを見せながら報告がありました。
すると川畑さんが、「えっ、これ?この網戸はなしだね。網戸は自分でDIYで作りましょう」と返します。
横で聞いてた僕は、「おっと、そうきたか・・・。これはわが家にも直結する問題だな〜」と、これまで全然網戸のことを考えてなかったことに、内心ちょっとショック。
窓を何にするかは相当悩みましたが、その窓の内側に網戸が取り付けられることが頭から抜けてました。
でも、たしかに国産メーカー純正の「ロール網戸」は、窓の枠に網戸の枠を固定するようになっているんでした。
せっかくスッキリとしたデザインの窓をこだわって選んだのに、虫がでない時期も固定された網戸の枠を見続けないといけないのは少しストレスかもしれません。
シンケン時代に見ていた木製サッシは、ほとんどが網戸は取り外せるようになっていて、ロール網戸がつく場合も、かっこいいデザインのものが納まっていたので、網戸のデザインについて、あまり気にしたことがなかったのでした。
ちなみに引き違い窓の場合は網戸は必然的に純正のものを使うことになるのですが、わが家の窓は引き違い窓は一つもありません。ユニウッド製の大開口とFIX窓以外は、全て「横滑り出し窓(オーニング窓)」、もしくは「縦滑り出し窓(ケースメント窓)」です。
「そうか、わが家も純正の網戸はつけずに網戸はDIYになるかも、奥様はなんて言うかな。」
川畑さんに、「わが家の網戸もDIYですよね?」といちおう確認し、「もちろん」とのことで、出張先から奥様にLINEで「網戸はDIY」と伝えました。
その後調べてみる
それで、うちに帰ってから、念のために純正の網戸がどんな感じなのかホームページで見てみました。
https://www.biz-lixil.com/tv/play.php?id=5313220895001
この動画を見る限り、やはり「SAMOS X」の純正の「ロール式網戸」はアウトかもしれません。
スッキリしたデザインだとしても窓枠に網戸の枠を固定するのは抵抗があります。
(LIXILさん、大変申し訳ございません汗)
と思ったら、こんな網戸もあるようです。
「固定式網戸」、これだったら枠をとりつける必要がないかもしれません。
でも、動画だけだといまいちよくわからない・・・・。
ということでLIXILショールームに電話して、見学できるか聞いてみたところ、このタイプの網戸は置いていないので見れないとのこと汗
通常は使い勝手優先で「ロール式網戸」を選ぶ人がほとんどなのかもしれません。
妻が、「なまら素晴らしい網戸」を見つけてくる
もしかしたら「固定式網戸」で大丈夫かもしれないものの、「DIY網戸」になる可能性もあります。
でも、DIY網戸だと、単なる木枠に網を張ったものになりそうなので、当然、虫が気になる季節に窓を開け閉めする時は、わざわざ網戸をいちど枠から外して、開け閉めした後に、また網戸を枠に戻す必要があります。
妻は、それがかなり嫌だったようで、ネットを調べてくれました。
そして、面白い網戸を見つけてきてくれました。
この「なまらアミード」、意匠は限りなくスッキリで、シンプルな構造なうえに、付けたまま窓を開け閉めできる仕組みも備わっていて、なかなか良さそうです。
そうして虫がでない時期は、外して物置にしまっておけます。
ちなみに「なまら」は北海道の方言で、「すごく」「とても」「非常に」という意味。
鹿児島弁で言うと「わっぜ」です。
この網戸は川畑さんにも好評で、先ほどの白鳥家でも使えるかもねということになりました。
後付けできるので、家の完成後に様子を見ながら決めましょうというこということになっているようです。
わが家も最終的にどの網戸にするかは、完成後に決めればいいかなと思っています。
探せば素晴らしい商品があるものですね〜。